わが家には3歳のトイプードルの女の子がいます。
名前はラテと言います。
なーぬさんちのわんこたち陽気な性格の子で、家族はラテのおかげで癒され、助かっています。
そんなかけがえのないラテの居場所が、子犬で迎えた時のままだったので少し変えたいと思っていました。
ケージ、ダサいからラテのかわいい写真撮れても、人に見せられやん!
とのクレームも来ておりました。
どんなふうに変えるかアイデアが湧かなくて今まで先延ばしになっていたのです。
でもなぜか突然にやる気が湧いてきてやっと変えることができました。
おしゃれではないけど、今までよりはマシになったと思っています。
わが家のレイアウトを紹介します。
ラテはクレートが大好きなので ケージは置かずサークルのみに変えました。
今まではケージの中にクレートをインするという謎の配置。
ケージとは床と天井もあるタイプの柵です。
サークルとは天井はなく、四方を柵で囲って行動範囲を制限するものです。
ケージやサークルの設置場所はどんなところがいいのか調べました。
- 人の出入りが少ない落ち着ける場所、でも家族の気配を感じることが出来る場所
- 玄関や窓の近くは避ける(直射日光で高温になったり、外からの刺激があると犬が落ち着けない)
- エアコンの風が直接当たらない場所
リビングの窓側にサークルを置いています。
窓側は夏は暑いし、冬は寒いのですが、リビングの構造上ここに設置することにしました。
対策として、窓ガラスには目隠しシートを貼るのと、窓とサークルの間にプラ段(プラスチック段ボール)を置いています。
温度調整の対策として使ったプラ段ですが、外の様子が気になるラテにはちょうどいい目隠しになりました。
子犬の時はカーテンにじゃれついて噛んでいたので、それを防止するのにもプラ段は役立ちました。
手作りといっても、100均のワイヤーネットを利用して簡単に作っています。
ぴったりのサイズに出来るところが魅力です。
ホームセンターでプラ段を用意し、自分の好きな長さにカットしました。
プラ段にきりで穴を開けて、ワイヤーネットとプラ段を結束バンドで繋げるだけです。
ワイヤーネットの端と端を繋げるとグネグネ自由に曲がってしまうので、曲がってほしくないところは重ねて繋いでいます。
うちはそんなにサークルに強度がなくても大丈夫な子なので、これで充分です。
おしゃれではないけど、今のところ満足しています。
トイプードルがなりやすい病気に膝蓋骨脱臼(通称 パテラ)があります。
ラテはペットショップから譲り受けるときに、少しひざのお皿が外れやすい子なので気をつけてくださいと言われました。
初代のモカのときにはパテラのことをほとんど知らず、2代目にして初めて詳しく調べました。
- すべやすい床は症状を悪化させたり、膝関節に負担がかかる
- 高いところから飛び降りるのもよくない
- 太らせないこと
我が家のリビングはフローリングです。
そのままではすべりやすく危険です。
床で生活するスタイルなので、いつも何かしら床には敷いていたのですが、たまたまラテをお迎えするちょっと前にタイルカーペットを敷いていました。
リビングの隣の和室の畳もよくすべるのでタイルカーペットにしました。
タイルカーペットは汚れたところだけ外して掃除しやすいので助かります。
すべりにくいし、掃除もしやすく気に入っています。
子犬の頃はカーペットとトイレの区別が出来なかったので苦労しました。
サークルの中にクッションフロアを敷いてみましたが、かじって誤飲していまい、病院にお世話になりました。
最終的にビニールのペットマットを敷きました。
犬によってそれぞれ個性があるので、よく観察して選ぶ必要がありますね。
無事トイレも覚えてくれたので、ビニールのマットは卒業します。
犬のトイレはどんなところに設置するのがいいのでしょうか?
- 人目につかない犬が落ち着ける場所
- 寝床から離れている場所
- 充分な広さがある場所
ラテは子犬の頃、トイレがなかなか覚えられなかったのです。
カーペットとトイレシートが区別できなかったので、わかりやすくするために床はビニール製のマットにしました。
よく観察するといつも同じ場所におしっこをしていることがわかりました。
クレートから一番離れた場所でした。
犬はきれい好きで寝床の近くで排泄をするのを好まないのです。
いつも失敗する場所をトイレにしたら、すぐ覚えてくれました。
犬も主張するのですね。
今まで使っていたトイレトレーはラテには少し小さい感じがしていたので、サイズを大きくしました。
いつも排泄の時くるくる回っているのですが、それをみるといつも窮屈そうでした。
ラテがトイレを使いやすくなるといいなと思っています。
できればずーっと一緒にいたいけど、どうしてもお留守番をしてもらうこともあります。
その時に愛犬も飼い主も安心できるお部屋にしたいですね。
サークルやケージがあることで、誤飲やいたずらも防ぐことができます。
初代のモカは家中フリーで2階にも自由に上がっていました。
今考えると、危ないってわかります。
性格がおとなしく、いたずらしない子だったので特にしつけなくても問題はありませんでした。
ただいつも心配だったのは、もしもお留守番の時に災害が起きたら大丈夫だろうかと言うことでした。
ケージもなかったし、クレートもありませんでした。
東北の地震が起きた日は三重県も揺れました。
モカが心配で速攻でお家に帰ったのを覚えています。
愛犬と飼い主さんの安心のためにクレートは大切なものとその時に知りました。
ラテはクレートに入れる子に育てよう!!
しっかりクレートの中が、ラテにとって一番好きで安心できる場所になっています。
今回は愛犬と快適に暮らすお部屋について考えてみました
- サークルやケージは愛犬が落ち着くところに置く
- 愛犬が暮らす場所の床はすべりにくい材質を選ぶ
- トイレを置く場所は重要
- お留守番のことも考えたお部屋にする
犬と暮らすのは大変なこともたくさんありますが、それ以上に癒しや楽しみを与えてくれます。
子供たちが大人になった今、あたしの生きる活力になってくれています。
愛犬も家族も気持ちよく過ごせるように、環境を少しづつ整えていけたらいいですね。